「出てくるみんながラブレス」ラブレス みーさんの映画レビュー(感想・評価)
出てくるみんながラブレス
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少年の泣き顔が衝撃的だった。
朝ごはんを用意したり
完全に母親を放棄しているようには見えなかった。
父親は会社のために家族が欲しかっただけなのかな?
息子を名前で呼ばず坊や(字幕だけど)と呼んだり、
話しているシーンがなく関係性がわからない。
失踪してからは少年は出てこない。
夫と妻の私生活が描かれていた。
ふたりとも愛を求めているんだと思った。
愛されたい、愛したい。
それが今の夫や妻、子供にはもてないから
やり直したい。
そんな風に見えた。
息子が行方不明になってふたりとも
心配しているように見えたけど
エンディング、あれから何年か経ち
ひとは変わらない。変われない。ことを
痛感させられる。
夫はまた自分の子を愛せず
妻も愛している人を見つけたのにもかかわらず、
会話もなく、またふたたび幸せを感じれずになっているように見えた。
なにが幸せで、なにが不幸なのか、それって
自分自身の感じ方次第なのかもしれない。
違った環境を欲するくせに
慣れてしまえばまた元どおり。
ひとが悪いんじゃなく
原因は自分だ。
愛は自分次第だなと思える映画だった。
唯一、あの紐の意味がわからない。
少年が投げたあの紐、、、。
なにかメッセージがあるんだろうけど
汲み取れなかった。
何か感じた方がいたら、教えてほしいです。
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