「回りくどい復讐劇」RENDEL レンデル odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
回りくどい復讐劇
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平凡な中年サラリーマンが妻子を殺された復讐に黒マスクの怪人に変貌、なぜ彼がそんなに強くなったかの説明もないから半信半疑で展開を追うが、確かに不死身のスーパーヒーローというわけでもなく時々負けそうになるので冷や冷やもの。
更に肝心の仇を狙わず手下や傭兵どもを相手に奮闘するばかり、やっとラストになって本懐をとげるが気を持たせすぎ。
アクション映画の割には敵味方ともに家族関係の描写など雑味が多いので他のヒーローもののような躍動感に欠けている、エンドクレジットで続編予告、ハリウッドのヒーローもののようなシリーズ化を目論んだようだが頓挫しているらしい。
フィンランドってもう少し知的で物静かな国民性かと思っていましたが、子供まで殺す犯罪映画を作るとは結構、非情な面もあったのですね、悪党にも女性進出というところは男女平等の国らしく思いますが・・。
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