走れ!T校バスケット部のレビュー・感想・評価
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安定感
良い青春映画 余談有り
古澤監督の青春映画、期待せずにはいられません。
まず、オープニング。柔らかい光に包まれた温かい感じの子供時代の回想シーン、何となく好きです。ここで、期待が大きくなりました。
そして、観終わった時には、期待以上の好きなタイプの青春映画でした。
ストーリー自体はだいたい想像のつく、仲間と作る青春王道物です。
ですが、この映画の魅力の一つは親子関係も上手く描かれている事だと思います。
親子関係を大きく揺さぶるような事件は起きません。
ですが、志尊さん、椎名さんの表情が良く、お互いの想いや気持ちがこちらに伝わってくる。
お二人の演技力の賜物ですね。
ここまで格好いい父親にはなれないと思いますが、私も近づけたらなと思いました。
それから、古澤監督の特徴なのかもしれませんが、恋愛で人間関係をドロドロさせない。
もの足りない人もいると思いますが、私は好きです。
ここから、ちょっと余談です。
今、苦しんでいる若い人から見ると、この映画のように上手く物事が進むと思えないかもしれません。
けれど、外の世界はとても広くて、色んな場所や環境が有ります。
外の世界は時として、とても厳しい現実を突き付ける事も有ります。ですが、自分に合った環境を見つけられると、それまでの苦しみが拍子抜けする位に解消される事が有ります。
直ぐに見つけられないかもしれませんが、世界は広いです。
この映画の場合は、苦しんでいた場所を飛び出した事で、自分の居場所を見つける事ができましたね。
苦しい場所から抜け出す事、それは逃げなんかじゃなくて、新しい世界に飛び出す成長の第一歩なんじゃないかと思います。
飛び出す勇気はなかなか持てないかもしれませんが、世界はそこだけじゃない事を、若い人は頭の片隅に置いといて欲しいな。
余談が長くなりましたが、良い青春映画だと思いました。
逃げる勇気から始まる、一人の青年の成長の軌跡
115分間、一つのドキュメンタリーを見ているようで終始目を離せませんでした。
苦悩や葛藤、心からの喜びや嬉しさを感じる主人公を、志尊淳さんが繊細に表現されていて、まるでその役を生きているようだったことがとても印象的です。
一番の味方の母を失い、父との確執を抱えた青年が、ある出来事をきっかけに『逃げること』を選ぶことから物語が始まり、そんな青年の最後の姿には言いようがなく胸がつまりました。
そして某動画配信サイトでメイキングも見ましたが、圧巻のバスケシーンの裏側を知り、より一層感動しました。俳優陣の本気が実話に基づいたこの物語に重なるようでした。
鮮やかな青春を同じように辿り、彼らと同じように一喜一憂し、人生をやり直したように気づけば癒されている気がします。踏み出すことを今、迷う方に。
良くできたスポコン映画
本当のことなの?
第一章「タマ入れ白熱!弱小バスケ部員たちの逆襲」
ザ・青春映画です!ご本人も発見しちゃいました!
☆☆☆★★ 原作未読。簡単に。 「ここが…あそこが。」と、特に何処...
☆☆☆★★
原作未読。簡単に。
「ここが…あそこが。」と、特に何処が優れている…って訳ではないが。
これぞ安定感の有る少年ジャンプの様な素晴らしき【友情】の世界。
更に勧善懲悪を絵に描いたような話で、素直に楽しめた。
まあ、早見あかりとの三角関係はどうなったんだ?と言った辺り等。過度な期待を持って観たら不満が有るかもしれませんけど(優柔不断)
ゲスト出演の竹内涼真のイケメン振りにはおじさんクラクラしたっス(^_^;)
2018年11月3日 TOHOシネマズ西新井/スクリーン2
予想以上の良作
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