「うーん…。」名探偵コナン ゼロの執行人 Remさんの映画レビュー(感想・評価)
うーん…。
クリックして本文を読む
昔のコナンはどこへ行ったのでしょうか。
年々人間味に欠けてきており、スケールが大きくなるとそれに比例して面白味が欠けてきてる印象です。
電車の上や横を車で走ったり、某人気カーアクション洋画に酷似したシーンがあったりと、さすがに呆れました。
スケボーがFDより早いのはまあいいでしょう(笑)
面白味に欠けると言ったのは、推理要素や事件性が無くなってきてるためです。
過去作は作中の証拠や証言、ヒントなどから犯人を推測できましたが、最近の作品は謎解きの段階で新たな事実が明らかになる要素が多いため、「あ〜、そういう事か!」、とはならずに、「へぇ〜、そうだったんだ。」、と、高揚感がなく、ミステリーの醍醐味が無くなってます。
そんなに萌ファン層を狙って何がしたいのでしょうか?
その萌ファンも安室がドリフトしたらキャーキャー騒ぐし、車で突っ込んでコナンを助けたら、「え、安室さん大丈夫?」、などと映画館でのマナーが非常に悪くて、作品に集中出来ませんでした。
萌ファンを否定するわけではありませんが、くれぐれもマナーを守って鑑賞して頂きたいです。
(追記)
良かった点を書き忘れてました。
良かった点は、まずタイムリーな話題の危険性を訴えてる点です。
IoTであらゆるものがネットに繋がるのは大変便利ですが、その危険性を発信してるのは良かったです。
また、安室が敵か味方かみたいなやりとりも上手かったです。
どうせ公安なんだから結局は味方なんでしょ、なんて思いながら観てましたけど、なかなか楽しめました。
コメントする