「先々のことを考えられる身の幸せを感じた。」アレッポ 最後の男たち ちゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
先々のことを考えられる身の幸せを感じた。
瓦礫のなかから出てくる夥しい負傷したり死亡した子供たちの遺体、空爆のせいで右後ろ足を引摺りながら懸命に生きようとする猫、死と隣り合わせだからこそ、金魚を水溜に飼い成長を願う男たち。行き場のない毎日は死へのカウントダウンとしか思えない。いつまで続くのか、終わりの見えない絶望にただ息をのむばかりだ。
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瓦礫のなかから出てくる夥しい負傷したり死亡した子供たちの遺体、空爆のせいで右後ろ足を引摺りながら懸命に生きようとする猫、死と隣り合わせだからこそ、金魚を水溜に飼い成長を願う男たち。行き場のない毎日は死へのカウントダウンとしか思えない。いつまで続くのか、終わりの見えない絶望にただ息をのむばかりだ。