「わけがわからないことだらけだった。」アレッポ 最後の男たち ハクタカさんの映画レビュー(感想・評価)
わけがわからないことだらけだった。
武器を持って戦っている人が一人も映っていない。
なのに政府軍は、停戦時でも空爆を繰り返す。
一体何と戦っているのか?
敵は誰なのか?
一般市民がこれでもかという程に犠牲になります。
叩きのめすとは、正にこのこと。
わからないことだらけでした。
彼らの収入は?
戦争状態なのにお店が開いている。
その果物はどこで収穫したの?
携帯電話を使っているが、充電はどうやって?
子どもは出てくるけど、女性が一向に映されていない。
戦闘機が来るって警報で呼びかけているのに、そこまで慌てず 公園で遊んでいる。
今日、そこで結婚式やる?
『ラジオ・コパニ』や『ラッカは静かに虐殺されている』など、これまで何作品かシリアについての映画を見たことがありますが、今日の映画はIS(イスラム国)とは関係ないんですよね?
不勉強が祟り、何がどうなっているのか全然わからず、ただ無差別に攻撃を受け続ける市民の映像の繰り返しで、虚しさばかりが積み重なりました。
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