「大迫力の映像とありがちで薄い話」移動都市 モータル・エンジン 克晴さんの映画レビュー(感想・評価)
大迫力の映像とありがちで薄い話
移動都市の映像はスチームパンクの粋を極めた迫力満点なものですが、世界設定も人物もあまりに描写が薄く、その上なぜか視聴者が知っている前提で(もちろん知るわけない)新しい用語や人物がバンバン出てくるのでものすごく話に入りにくい。
そして終わってみれば非常によくある安い話…厳重なはずなのに終盤急に甘くなる監視体制とか、もう完全に安物B級です。せっかくの映像に完全に負けてます。もったいない…
まぁ欧米の支配の歴史や現代の世界事情などに照らし合わせると面白いっちゃ面白いですが、それも正直露骨すぎて…
序盤の小ネタは笑いましたが、ホントに最序盤だけで終わっちゃいましたね…
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