「影の主人公ビルサルド」GODZILLA 決戦機動増殖都市 overpassさんの映画レビュー(感想・評価)
影の主人公ビルサルド
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このシリーズ大好きで、前作8回、今作4回目の鑑賞後の感想です。
今作初見時、やはりゴリラのような風体のビルサルドは、やっぱり危ない奴らだったと認識してましたが、4回目の鑑賞後はノーマルな目線で見れる様になり、実はとてもピュアな人型種族だと気づきました。
それゆえに今作の核をなすのは、影の主人公ビルサルドだったと思います。彼らが居たからこそメカゴジラシティが動き、物語後半の大きな展開があったと思います。
作品全体としては、前作と同様に情報量が多く4回見てもまだまだ魅力があります。また、前作以上に人間ドラマ(人型種族ドラマ?)が比重を多く占め自分的には満足な出来でした。ただし、これがこのシリーズの好き嫌いが分かれる大きな要因かとも思いますが。
最終作につなぐ伏線もモスラやキングギドラなど印象的でした。最終作がすでに楽しみになっております。
どうしても死人が多くなる虚淵脚本、最終作のラストを勝手に予想すると、ナノメタル化したユウコは、マイナとミアナ&フツアの民により蘇生、しかしゴジラを倒すも、ハルオ、メトフィエス殉職、そして他の銀河の人型種族の惑星では、新たなゴジラが誕生する。そんな事を想像したりして今作楽しんでいます。
今作も見る度に新しい発見があるので、まだ当分劇場通いは続くと思います。
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