ミラーマスクのレビュー・感想・評価
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不良の王女様
光の女王が眠りから覚めないために、やがて闇に飲み込まれてしまうという世界。ヘレナ(レオニダス)は夢であると認識している夢の世界。バイオリン弾きと相棒を亡くした仮面の男はバレンタイン(バリー)と名乗り、ジャグリングを通してヘレナと仲良くなった。そんな二人が踏み込んだ世界。いきなりスフィンクスという人面犬のような気味悪い動物が登場。ただ、本を与えてやると大人しくなるので恐怖はない。気味の悪い動物ばかりが登場するが、ある程度オブラートに包んだような造形で子どもの鑑賞にも耐える。
ヘレナはプリンセスとそっくりらしく、彼女が“チャーム”とともにいなくなってから女王が眠りについたらしい。そこで何なのかわからぬままチャーム探しに不思議な世界をかけめぐるヘレナとバレンタイン。ようやくチャームが“ミラーマスク”だとわかり、それを使ってプリンセスがヘレナのいる現実世界に入れ替わったというお話。
何から何までファンタジー世界なので途中で眠くなってしまう。しかし、現実世界へと逃げた王女が男遊びはするわ、タバコは吸うわで不良三昧の姿を見て、ヘレナも必死になってくる。まぁ、もっと不良ぶりを過激にしたほうが楽しめたのに・・・。そんなこんなで最後はハッピーエンドとなるのだが、ストーリーが子供向き過ぎてつまらないぞ!!
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