50回目のファーストキスのレビュー・感想・評価
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バランスの良い作品
福田雄一監督作品で出演者がよく見るメンバーですね!という感じだったので、笑えるのはもちろん想像できてました。
劇場でも何度も笑いも起きていたし、リラックスして見れました。
そんな中でも、ほどよく泣かせる所もちゃんとあって笑いと涙のバランスがちょうどいい作品だなーと感じて、見終わってもなんだか良かったというほっこりした気持ちになれました♪
寝てしまうとすべて記憶をなくしてしまうことは悲観的に捉えられるけど、逆に毎日初めてじゃん!キスも毎回ファーストキスじゃん、最高!!って思える前向きな所や、徐々に相手を知っていける事や相手に知ってもらえる事、寝るまでの限られた時間の中で最高のパフォーマンスをすること、もちろんすべてが成功ではなく失敗もあるけど心から愛する人のためにそこまでできる事も素敵だし、別れて忘れているはずなのに夢に出てくる事、夢に出てくるからなのか最後の似顔絵が似てるけどちょっと違うなーと思う絵がいっぱいあるのもなんかいいな…って、美術教師だし大体あのようなシーンだとそっくりに描かれた絵ばかりが飾られてるかと思いきや…?という所もいいですねー。
あとは太賀良かったよ、太賀って気持ちでいっぱいです。笑
これってどうなの?
ラブコメとしたら、そこそこ面白い。
でもね、ほのぼのしてるというけど、
この男は、女ポイ捨てのひどいやつだったんだよ!
女性は、みんな長澤の立場で見がちだけど、
本当は、その他大勢の女性の方なんだよ!
自分が好きになったら、純愛だって
一筋になっちゃって、結ばれて、
感動できるの?
なんてどうでもいい意見でした。
日本は日本で面白い
元々海外のアダムサンドラーさんの原作の作品が大好きで、それが日本版で出るということで気になり見ました。
ハワイが舞台なため、ニュアンスや表現が少し日本ぽさよりも海外よりの独特な言い回しや、手振り身振りなどがあり、少し違和感を最初は感じましたが見て行くうちになれて、どんどん見入ってしまいました。
福田さんが監督ということで、キャストもいつものメンバーの個性が強い方が揃ってて、よかったです。
福田さんが好きな方でしたらなお楽しめると思います。
苦手な方が見たら、少し身内感が強いかもしれませんが、そもそものストーリーは面白いです。
佐藤二朗さんの良いお父さん感がすごいのにいつもの佐藤二朗さんの良さが消えてなくてよかったです。
別れると決めたシーンや、なんで別れなきゃ行けないんだと飛行機を飛び出し、病院へ向い、るいに声をかけて、るいの絵を描く部屋へ連れてかれた時は、思わず涙が出ました。
他にも何度も涙出るシーンがありました。
るいを振り向かせるために色々試行錯誤する彼の行動に、面白みがあり映画館にもかかわらず、何度も声を出して笑ってしまいました。
会場にいた方々もすごい笑ってました。
バッテリーの感電のシーンがツボに入ってしまい、しばらく笑ってしまいました。
からのるいの、おじいちゃんが感電死したのくだりでまたさらに笑っちゃって大変でした。
最初から最後まで、リメイクをリメイクとして見せてこない演技派の方々のおかげで楽しい一つの作品として見れました。
海外版を見返したくなるような気持ちにさせられました。
海外版も日本版もすごく好きな作品でした。
見てよかったです。
ファーストキスって最高っ!!!
本家が好きで、日本版とか絶対ありえない!と思っていましたが、メガホンを取ったのが福田監督とのことでウキウキで見に行きました(笑)
福田監督作品お馴染みの方達のやり取りに映画館は笑いに包まれていました。
内容はというとこれは半々に分かれるかなぁ…。
ふざけすぎてシリアスさが半減してしまってるなぁっていうところもあったし、ただそれが福田映画!と思える人はすごくいい作品!ってなっただろうし…。
本家は本家!日本版は日本版!というふうに分けて見られる方にはすごくオススメです。
あと50回目のファーストキスを初めて見る方はすごく楽しめるんじゃないかと思います。
とりあえず忘れないためにムロツヨシのセイ謝れと山田孝之の一生懸命道路で口説こうとしてるところすごく面白かったということは書き留めておく。
ファーストキスってさいこおおおおおお!!!!!
素敵
とても素敵な話しだった。
最初から最後まで微笑ましいエピソードに包まれてて観てる間、ずっと幸せだった。
コメディ色の強い監督ではあるが、この作品ともとても相性が良かった。
笑いどころは随所に用意されてる。
そのセンスも、とてもとても好きだ。
特筆すべきは山田孝之氏。
彼は何かのインタビューで「役得でした」と言い放ってた。
長澤氏とキスがいっぱい出来るからとの理由だったように思うのだが、とんでもない。
彼は、台詞通り、毎回彼女と恋してた。
そのように見えた。
恋愛中のときめきを!
なんとも言えない温もりを!
どおしても浮かれてしまうテンションを!
その眼差しと口調と、表情が余すところなく伝えていた。
彼は彼女と、毎回恋に落ちてた!
その相手が長澤まさみ…確かに役得!
恐ろしい役者に成長したものである…。
晩年の松田優作さんに感じた、共演者の芝居をことごとく暴くかのようであった。
終わり方もとにかく美しく…粋な演出がツボにはまる。
「愛は全てを超越する」
その具体例を分かりやすく、楽しく追体験させてもらったように感じた作品だった。
やっぱり!、、、
福田組の作品は、やっぱり面白い!
2時間ずっと楽しかった。
ただただ面白いだけじゃなくて、シリアスなシーンと笑えるシーンがメリハリがあって、やっぱり演技の上手い役者さんばかりなんだなって感じました。
声が出ちゃうくらい面白い作品だった。風景も素敵だし、やっぱり長澤まさみをはじめ役者さんの皆さんも素敵だし、本当に素敵な作品に出会えた。
やっぱり長澤まさみちゃん好きだと思った。
DVD欲しい。
だけど、ラブストーリーをみる目的ならコミカル感が強めのため合わない人はいると思う。ガチガチに泣けるものではないとは個人的に思った。
人と人の出会いの幸せを感じた。
面白かった。。。。。
良かった。
長澤まさみも山田孝之も最高。
脇役も素晴らしい。
ムロツヨシとのやりとりはバットで追い回されるところがいい。
死ぬほど殴られるムロツヨシを長澤まさみはずっと睨んでるのがいい。
弟とのやりとりも、最高。
とにかく面白かった。
でも、泣かされる。何度も号泣。
後半は泣きっぱなし。
タオルがいる。
心あらわれる映画です。
よかった。
僕のことわかる?
心が通った二人は、
いろんなシチュエーションで
最高の景色をバックにキスをする日々。
そして彼女が
ファーストキス最高‼️
と呟いてはしゃぐ。
悲しい決断で別れた後も、
過去のそんなシーンを思い出せば
想いは甦ります。
出発をやめ飛行機から降りて
向かった病院では、
心臓を締めつけられるような
場面…
僕のことわかる?
相手のために自分の思い出を
消すという選択肢を考えることを
選択した彼女は
本当に彼の事を愛して行動できる人。
覚えていなくても、
意識の水面下で溢れる彼を
スケッチして表現していた。
そんな人から離れられるわけがない。
離してはいけない。
必ず後悔する。
お互いがその思いをつのらせて
交わした口づけは、
凄くいい。
本作で一番はまるキスかな。
この作品の恋愛観は、
キスして終わりではなく、
たくさん障害があっても、
それを
二人で乗り越えていくのが人生。
それを
表現しているから、本作はリアリティーがあって、
共感できるんだと思います。
ラストシーンは、
ダークブルーの星空と
茜が混じった黄色が広がる
夜明けなんですが
病気が治っていない彼女に、
寝起きから贈るプレゼントと
彼女を迎えるメンバーが素敵で、
凄く美しい。
あぁ、二人の願いは叶ったんだ
と、胸が熱くなりました。
プランナーであり続ける
彼に称賛です。
この作品は、
長澤まさみさんの魅力が
溢れているので、
ファンが増えそうです。
ハワイのロケーションが素晴らしい。
あそこに1年住んだら、
みんなロマンチストになるかも。
スキマというスキマにボケとツッコミを詰め込んだ、完全に福田カラーのリメイク
"山田孝之がラブストーリー?"、"ラブストーリーをコメディの福田雄一監督が!"と戸惑ってしまうが、ヒロインに長澤まさみを迎えて、先入観を裏切る感動作に仕上げている。
原作は、ドリュー・バリモアとアダム・サンドラーの「50回目のファースト・キス」(50 First Dates /2004)で、米ソニーピクチャーズ自身による日本版リメイク作品になる。邦題タイトルから、中グロ[・]がなくなっている。
舞台がハワイで、プレイボーイのモテ男と、交通事故の後遺症による"短期記憶喪失障害(前向性健忘)"の女の子のラブストーリーである。彼女は交通事故以後の記憶が全て一晩でリセットされてしまう。彼氏は毎日、愛を告白しつづけ、毎日恋に落ちる。彼にとってのキスは、彼女にとってはいつでも"ファースト・キス"である。
健忘をテーマにした映画は、いわゆる"認知症"の闘病モノがあるが、ミステリーの伏線として使われることも多い。一方でラブストーリーでは本作のアレンジと思われる作品がいくつかあり、まあパクリではないが、近作では川口春奈と山崎賢人の「一週間フレンズ。」(2017)が思い浮かぶ。1日を1週間に広げた感じ(笑)。
オリジナル映画からの大きな裏切りはなく、丁寧になぞっている。男の子の職業が海洋獣医師から、天文研究者に変更されており、たびたび"星座"や"星空"、"天文学"のエピソードが挿入される。
福田監督といえば、「銀魂」(2017)、「斉木楠雄のΨ難」(2017)、「HK 変態仮面」(2013/2016)など数々のコミックからの実写版コメディの大ヒットで評価を上げてきた。本作もそこは福田監督らしく、スキマというスキマにボケとツッコミを詰め込んで、完全に福田カラーの作品になっている。"笑い"で緩めて、"シリアス"で感動させる。
監督や観客の妄想リクエストに完ぺきに応える女優・長澤まさみの面目躍如である。ある意味でオトコに媚びているのだが、うしろ指をさされない女優である。
TOHOシネマズ劇場の幕間ガールでおなじみの東宝シンデレラ、山崎紘菜が共演している。長澤まさみと同じ"東宝芸能"バーター出演かもしれないが、理由はなんにせよ、もっと使ってあげてほしい。(ソニーじゃなく東宝に!)
(2018/6/1 /TOHOシネマズ日比谷/ビスタ)
すごい素敵でした
最初、バラエティでの番宣で2人を見て、山田孝之ってこんなキャラだった?こんなおもしろかった?と興味を覚えました。
内容も良さげで見に行きました。
切なく静かな話かと思っていたら、とんでもない。いい意味で裏切られました。
長澤まさみの演じる瑠衣はとことん明るくて、時々凶暴で無茶しーだし、山田孝之演じる大輔はバカなの?っていうくらい真っ直ぐではちゃめちゃで、思いっきり笑えました。
映画を見ていてきゅんとしたりまではしなかったけど、毎日瑠衣が記憶を忘れるたびに、大輔はそれをなんとかしようとして、こういう純愛はいいなーと思いました。
見ているうちに、私の20年にも及ぶ片思いを思い出しました。よく見たら髭のない山田孝之にも似てるし。夢を語り出したら熱くなって話が止まらないところとか、子供みたいにやんちゃなところとかまでそっくり。また彼に会いたくなってしまった。
記憶を失った人に、朝DVDを見せるところから始めるのは、なんかでも見た気がするけど思い出せない…。
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