「ホラーと笑いは同じもの!面白さを存分に出した怪作」カメラを止めるな! 夢見る電気羊さんの映画レビュー(感想・評価)
ホラーと笑いは同じもの!面白さを存分に出した怪作
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劇中劇中劇の面白さを存分に出した怪作ですね。
事前情報から劇中劇中劇なんだろうなと思ってそれを見越して見てましたが、それでもなお面白い。ネタバレがダメというわけではなく、ネタバレ込みでも十分面白い。
・ワンカットオブザデッドの方で僕らが見ている映像はその場にいるカメラマンが撮ってるのか、そうではないのか途中から分からなくなってくるのですが、それは意図されたものだったんですね。カメラマンがこけて以降、演出のダサい感じになってる設定だとは。
逆に手持ちカメラ感が出て良かった面もあります。ただ、普通の映画ではカメラマンがいて撮ってるという設定にしないと無理ですね。
・カメラマンが草むらでズッコケタのは、実際の本物のカメラマンが本当にズッコケタっぽいですね。
・変な世間話をしているシーンとか謎の怪我がなくて大丈夫というシーンはトラブルがあったときのアドリブなんだけど、見てる側は意外にふーんと思える。そういうギリギリの尺が絶妙。
・序盤の監督激おこは、劇中的にはマジモンってのが笑える
全てが複雑に交差していてすごく面白い。こんな作品作れるって素晴らしい。
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