「トリュフォー監督の「アメリカの夜」のほぼリメイクたが、独自性がある」カメラを止めるな! あき240さんの映画レビュー(感想・評価)
トリュフォー監督の「アメリカの夜」のほぼリメイクたが、独自性がある
内容はフランソワ・トリュフォー監督の1974年作品「映画に愛をこめて アメリカの夜」のほぼリメイクと言って良い
しかし映画内で映画を撮るという設定は同じでも、ワンカットで生本番番組を撮らねばならないという設定にひねってあり、これが上手く活かされて映画を作る側の苦労をより濃縮しているところに独自性がある
とはいえ、ワンシーン・ワンカットの映画はヒッチコックの映画「ロープ」で80分もの全編その手法の作品があるので画期的なものではない
正直なめてかかって観ていたが、なかなかの面白さでヒットしたのも納得した
トリュフォーの監督のそれと同様、映画への愛が溢れている作品だ
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