「アイディア勝ちの映画」カメラを止めるな! REDXさんの映画レビュー(感想・評価)
アイディア勝ちの映画
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「やられたー!」と多くにフィルムスタディーズ(=映画をアカデミックに勉強するもの)は思ったのではないかと思う。
この手の映画は映画製作の学校に通うものは誰しもがやりたい題材で、「アメリカの夜」に代表される
映画づくりを題材にした映画である。
この映画で素晴らしいアイディアは、
①生中継なので途中でカットがかけられない
②CMを挟まずに最初から最後までワンカットで撮影する
という劇中での映画製作の縛りを作ったことである。
映画づくりは費用が無ければないほど、制作している工程はとっても馬鹿げていて面白い。
例えばちょっとした音を気にして撮影が止まったり、音を制作するのに外で音作りをしているところなど、
側から見ると何をしているのか見当がつかない。
そんな滑稽で愛すべき映画制作を一般の映画を作ったことのない人に伝えるために、
上記の2つのアイディアによってそれを可能にしている。
この映画は演出云々というよりも完全にアイディア勝ちの映画であると思う。
実際にクソーと思いながら劇場で大笑いしてしまった。
映画っていいですよね〜。
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