一人の息子のレビュー・感想・評価
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高崎翔太さんが良かった
イケメンばかりが出てる映画だったので、クラウドファンデングに参加したら、試写状が送られてきましたので、観に行ってきました。
観る前はアイドル映画かなと思ったのですが。
普段のアイドルたちのハッチャけたキャラクターとは今回は、違って。
とても静かな味わい深い演技をしてました。
主演の馬場良馬さんが、映画の公開前のタイミンク゛で、事務所から謹慎が発表されたのは、何とも残念ですが。
玉城裕規さんとか、随分、テレビや新宿の地下街でポスターとか、良く見るようになりましたね。
あと次に売れてくるのが、絶対、高崎翔太さん。
幾ら知合いの業界関係者に聞いても、ネットで噂を調べても。
SNSで関係者と思われる人に聞いても。
高崎翔太さんほど、人の良い人はいないそうです。
アイドルとか大物女優の中には、撮影のスタッフに待ち時間で文句を言ったり、「もう帰りたい。仕事したくない」「こんな汚い所で芝居したくない」「いつまで待たせるのよ」とか、色々と嫌な人は文句を言うそうです。そんなアイドルは、例え顔が良くても、応援しませんが。
高崎翔太さんは、裏表がなくても、顔が可愛くて、性格まで良いそうです。(頭は分かりませんが)
ADの役で、出てますが。本当、可愛いだけでなく、その芝居が笑えます。
大好きな高崎翔太さんを、ファンとして私はひとりで独り占めにしたりするのは良くないと思います。
良いアイドルは皆で応援してあげて、売れたら次のアイドルを私は探そうと思ってます。
小津安二郎のように
この映画は全く事件がおきません。
映画は普通、ヒーローが格闘したり、銃撃戦をしたり、カーチェイスをしたり。
インディペンデントの映画でも、殺人や、傷害などの事件から。
病死などのドラマティックな事件を描いて、観客を派手に魅了しようとしますが。
この映画では、一切の事件はおきません。
あくまでも普通に生活する主人公に、突然、父の報せと相続人が別にいたという事実であって、刑事事件になることはおきません。
でも事件が起きなくても良い映画は出来るのだなあと思いました。
古くは日本の名称・小津監督ですが、最近でもジム・ジャームッシュが、事件が起きない映画で高い評価を得てますが。まさにこの映画はそれらと同じジャンルだと思いました。
銃撃戦やナイフで血が飛び散るのではなく。
淡々と日常の生活に潜む不安を静かに描いて、色々と考えさせるのです。
役者は舞台でのアイドルですが、芝居は問題なかったです。
時々、脇で芝居が怪しい人はおられましたが。
人が死んだりしないで、CGが出てこない人間ドラマで、リアルに現実の今の人生に潜む悩み、孤独を描いた映画として、良く出来ているなあと思いました。
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