「愚かな息子」ヴィクトリア女王 最期の秘密 GABIさんの映画レビュー(感想・評価)
愚かな息子
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アブドゥルの前半は欲もなくニコニコしていて、ヴィクトリアのそれまで周りにいたビクビクとした態度のビクトリアと違い、興味を持ったのも分かる。ハンサムなインド人と言っていたし、その他の態度からも恋愛的対象で見ていたのでしょう。でもそれまでの一様に決められた儀式の連続での退屈そうで逃げ出せない状況があってのその素振りには、歳を重ねても輝く可愛らしさがあった。しかし、段々とアブドゥルの服も王様か!という段階になり、妻や義母、従者まで連れて来るくらいになるといくらなんでもやり過ぎでしょう、と。周りの心配も分かるし、所詮周りの人々も同じ穴のムジナ。帰る事無く亡くなった小さなインド人が可哀想。
ほぼ史実に基づくとあっても心の中までは分からないからねー。
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