「舞台は森から海へ。物語のメッセージ性をどう捉えるか。」アバター ウェイ・オブ・ウォーター アルさんの映画レビュー(感想・評価)
舞台は森から海へ。物語のメッセージ性をどう捉えるか。
前作【アバター】から、期待していた通りの世界に思い切り浸れる続編。その映像美にただただ感嘆。だが、サブタイトルの『ウォーター』とあるだけに、青色ばかりに少し飽きてしまう自分も。
それでもグイグイ引き込まれる脚本は流石。3時間近い尺でも中弛みを感じさせず、適度なタイミングで見せ場もあり良かった。
マイノリティを思わせる様な表現、捕鯨に対するアンチテーゼ、宗教的な雰囲気を想起させる展開には評価が分かれるかと思うが、個人的には純粋に物語を楽しめた。
前作を思い出させるラストシーンに鳥肌。続編に期待。
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