「クレイグ・ボンドは愛を求めた…」007 ノー・タイム・トゥ・ダイ 瑞さんの映画レビュー(感想・評価)
クレイグ・ボンドは愛を求めた…
時代が変わったと言ったら、それまでだけど、コネリー・ボンドとは大分違う。コネリーの時はもっと冷酷で、女性は性欲の対象でしかなく、しかも裏切りを求められていた。いつも裏切らせて成功を勝ち取る内容に辟易したものだ。それに比べて、クレイグはもちろん利用することもあるが、もっとフェミニストな感じ。Mも最初は女性だったし… 最後の作品として、寂しく思いながら観たが、160分超えでも、長さはあまり感じなかった。コロナ禍で久々の大作を十二分に楽しませてもらった。終わり方は意外だったが、最後だから許されるのだろうか?
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