「OO7/ノー・タイム・トゥ・ダイ」007 ノー・タイム・トゥ・ダイ チャイコ大好きおじさんさんの映画レビュー(感想・評価)
OO7/ノー・タイム・トゥ・ダイ
映画としては面白かったが、OO7映画としてはどうだろう?
世界的なコロナウィルス蔓延で何度も公開延期になり、OO7ファンとしてはまんをましての公開で期待度MAXでしたが、途中まで非常に良かったものの、マドレーヌの娘登場あたりから家族映画になり、女王陛下のシークレットサービスでなくなった。大前提が無くなりもはやOO7でない感じてある。他の評価を見るとダニエル卒業作として好意的だが、私は断じてNOです。ここで幾つか列記します。
①ボンドの宿敵:国際犯罪組織スベクターが呆気なく全滅させられ、好敵手ブロフェルドが簡単に殺される。今まで、ワクワクして観てきたファンを愚弄している。
②ボンドの親友CIAフィリクス・レイターの呆気ない死。人生を振り返る最後の言葉は良かったが死なせるとは・・・
③ボンドがプレイボーイを辞めた事。堅物テモシー・ダルトンよりも、堅い。
④最後に無敵でどんな敵も倒してきたボンドの死。これは観たくなかった。松田優作の台詞を引用するなら、「なんじゃ、コリャ!」ですよ。それでいて、JAMES BOND WILL RETEENでエンドクレジットに出るから矛盾して訳わからん❗次回作はどう結ぶのか❗
・・・という感じです。今回作はOO7映画を壊してしまった。これまで観てきたボンドファンは同じ意見だと思います。
全くです!
レア・セドゥが好みでないワタシはそっちが死ぬと思いきや、駅での別れの場面でお腹に手を当てたので、あぁ子供が出てくる展開か…と悲しくなった
ボンド映画が楽しみだったのに今までの楽しみまでレア・セドゥ、いや、マドレーヌに壊されて残念です