劇場公開日 2023年11月17日

  • 予告編を見る

「ダニエル・クレイグ版ボンド終演」007 ノー・タイム・トゥ・ダイ 青空ぷらすさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ダニエル・クレイグ版ボンド終演

2021年10月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

0ロジャー・ムーア版とダニエル・クレイグ版しかちゃんと観てないので間違ってるかもだけど、007シリーズって基本的に1話完結というか、007というキャラクターを使ったオムニバス形式のシリーズという印象。
そんな中、「カジノロワイヤル」から本作まで、1人の役者が演じるボンドの物語を15年5作品に渡って連続性を持たせて作ったのはダニエル・クレイグ版が初めてだと思う。
当初は金髪碧眼の容姿や、いつも余裕がなくて泥臭くて、これまでになく人間らしいボンドに批判的な人も多かったけど、今やダニエル・クレイグ版ボンドに文句を言う人はいないんじゃないかな。
そんなダニエル・クレイグ演じる最後の007は、作劇的には諸々ツッコミどころはあるし、ラストを含め賛否は分かれそうだけど、個人的には最初から最後まで十二分に楽しんだし、悩みながら15年間ボンド役を完走してくれたダニエル・クレイグにはありがとうと言いたい。

青空ぷらす