劇場公開日 2018年2月10日

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「スクリーン画面を破って出て来るほどの勢い」悪女 AKUJO ヘルスポーンさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0スクリーン画面を破って出て来るほどの勢い

2018年2月11日
iPhoneアプリから投稿

冒頭のワンショット主観映像の大殺戮シーンや、明らかにスクリーン画面を意識したであろう、窓や壁を観客席側に向かって突き破ってくるシーンがとても勢いがあって良かった。

そんな撮り方があるとは!というようなオリジナリティあるアクションシーンの連続で(それが演出上効果的にマッチしているかは一旦置いておいて)、全力で楽しませようとしてくれている!というアツい気持ちが伝わってくる!
ヒロインを演じたキム・オクビンさんが超絶美人なのも満足度を上げており、そんな彼女が多種多様な武器(斧やハンマーや刀)を振り回し、そこにハードロックがガンガンにかかるだけでアツいでしょう??

あの裏組織が一体どういう仕組みで成り立っているのかが悩ましいところだが (戦闘員の育成に何年もかけるわりには任務初日で見殺しにしてしまったり、それって今までかけたコスト無駄だし効率悪くない?笑)
また、あの2人が結ばれるきっかけが境遇が似てただけ(しかも本当かわからない)だったので、イケメンなら誰でもいいのかよ!と思われかねない(笑)そこはもう少し必然性が欲しかったかな。

あまりそんな細かいこと考えずに(不謹慎に)楽しもうぜ!という映画だと思います。オススメです。

ヘルスポーン