「いやあ、アナーキー!!」怪怪怪怪物! CBさんの映画レビュー(感想・評価)
いやあ、アナーキー!!
今、観終わったばかり。
エネルギーを回復するために、大戸屋で飯を食うことにした。というくらい、疲れた。
アナーキーな映画だった。テンションの高い演技、しっかりしたホラー造形と撮影。少年たちの、わけのわからない行動原理。先生たちの、現実に近づこうとしない、90度以上噛み合わない行為。それらが、よりによって、青春映画かと思える雰囲気をまとわりながら、進んでいく。
主人公を初め、誰一人、感情移入するどころか、俺と同じ方向を見ているとすら思えない人ばかり。そしてストーリーも、終わってみれば、最初の「怪物がいる」ことを紹介するシーンまでが、一番わかりやすかった。何が起きるか、どう行動するかがある程度、予想できるから。その後は、一点も予想できる行動はなし。いやあ、これは疲れる。そして、そんな意味で、自分の中では、凄い映画だった。
ホント、なんだ、この映画?
「こんな世界、燃えてなくなってしまえば、いいのに」という映画だった…
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