劇場公開日 2019年6月29日

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「物件を巡って妻と元妻とのバトル!」ニューヨーク 最高の訳あり物件 Jiroさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0物件を巡って妻と元妻とのバトル!

2019年7月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ニューヨークの素敵な物件が舞台
おそらくマンハッタンの高級アパート
メゾネットタイプで1Fは間仕切りがない広い空間にアイランドキッチン!
2階は居住スペースでお部屋が数部屋

ここは元カリスマモデル現デザイナー(駆け出し)であるジェイド(アラフォー)と、旦那のニックの家なのだが、、、
旦那は若いモデル(20歳くらい?)とくっつき、離婚を突きつけられてしまう。
代わりにやってきたのは旦那の元妻マリア。なんでもニックからの慰謝料としてこの物件の半分充てがわれたためドイツから単身やってきた。

電話にすら出ない夫と、突如やってきた元妻マリアとの同居生活に発狂するジェイド!

ジェイドとマリアの間では基本的に家の所有権をめぐるバトル!
共有スペースをめぐるバトル!
食事をめぐるバトル!
旦那への未練を煽るバトル!
しかし、時に女同士の友情も!

旦那に捨てられた女性同士の同棲というスリリングさ売りです。
しかし、割と早い段階で主人公が現状を受け入れるため、陰湿にお互いやりあう・・・というような描写はあんまりないです。

物件が舞台になっていて、居住スペースや所有権、売却などで争うことはあるが、タイトルにまでなっているわけには舞台装置としての役目が今ひとつだったかなと。

俳優陣は非常に濃くて見応えあります。
濃い役柄に濃い役者。
さらに元妻役のマリアと、寝とった若い燕役のキャロラインは、実の親子だというから驚き。

捨てられた女性同士の同棲+物件の行方という設定は非常に面白く、なんとなく日本でドラマ化したら楽しそう!

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くくぼぼ