「自分を認められる生き方をしよう。」負け犬の美学 雪村さんの映画レビュー(感想・評価)
自分を認められる生き方をしよう。
美学というものはフランス映画の主旋律と言っても過言ではないから、タイトルに使うにはあまり相応しくないように思う。
が、邦題としてその言葉をつけてしまう気持ちもわかるほどにこの映画も美しい。
言葉や結果以上に生き様で伝わることがある。
周りと比べてどうあるかではなく、自分の気持ちとどこまでズレずに居られるか。
自分に嘘さえつかなければ、例え多くの人が何と言おうと、どんな扱いを受けようとも、理解してくれる人はきっといる。
強かな父も、支える妻も、受け止める娘も力演の名作。
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