「嘘つき」僕の帰る場所 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
嘘つき
日本で暮らすミャンマー人夫婦と小学生と未就学児の息子達の話。
父親が難民申請をするも通らず、滞在期限は過ぎて入国管理局に連行されて、帰ってこられたものの母親は子供2人とミャンマーに帰国するというストーリー。
難民問題はわかるし、日本に来た経緯は政治的な側面もあるのだろうけれど、帰国するか日本に残るか選択出来る彼等は、はたしてこの時点で難民なのか?という疑問が頭に浮かんできた。
そういう意識があるから、母親なりの愛情は判るけれど少々ヒステリックだし、やはり自分の都合を子供に強いる感じは否めなかったものの、そこにリアリティを感じた。
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