「ノイエ大好きです。続編待ってます!」銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱 第三章 麦茶さんの映画レビュー(感想・評価)
ノイエ大好きです。続編待ってます!
バーイナリー~♪
第三章までのオープニングがこれでよかった。
ブリュンヒルトとバルバロッサ。美しい2艦。
バルバロッサを見ることはこの先もうないのでしょうか(泣)
原作小説のファンなので、わかってはいたけれどやっぱりクルものがありますね。
尺の問題で色々削られた感はあるけれど、表現したいところに注力して、いいものが出来上がったな~と思いました。
お姉さんのメールを見て顔が緩んだままほわほわに上機嫌で出迎えたのに、キルヒアイスにいきなり詰め寄られて、痛いところを突かれて気まずく目をそらすラインハルト。一瞬だけどすごく好きなカット。
「おまえは俺のなんだ」の後、キルヒアイスに一瞬の『溜め』が欲しかったな…。
売り言葉に買い言葉の反射神経早いのね。
あともう少しラインハルトの子供のように意地を張っている感じとか、キルヒアイスに対する甘えとかを感じ取れるシーンがあると良かったのになーとは思うけれど、まあ…尺ですかね。
あっという間にそのシーンになり…
ラインハルトが私の想像の上を行っていました。
年かさの部下たちを従える堂々とした「軍事の天才」が、何があっても自分の元から離れるわけがないと信じていた親友の死に直面して「衝撃に呆然とする青年」「現実を受け止められない青年」「悲しみと後悔に打ちひしがれる青年」に。
21才ですもんね…(泣)
アンネローゼ様との会話も染みました。
「あなたはまだ疲れてはいけません」の口調に、聞いている私もハッとしました。
今までなぜアンネローゼがラインハルトを孤独に置いて一人で隠居生活に入ってしまったのか、理解しきれていなかったのですが、今回でアンネローゼの気持ちがわかった気がしました。どこがどうとはうまく言えないんですけど。
姉弟の会話がとても良かったです。
そして忘れてならないのがアンスバッハ。
いいわ~アンスバッハ。
自分の何が悪かったのか理解できないブラウンシュバイク公と、それにやさしい憐憫の目を向けるアンスバッハ(でも容赦しない)
ここに尺取ったね~w
フレデリカも泣いた。
アルテミスの首飾りも美しかった。
語り切れないほど色々ありますがこのへんで。
地球教でわざわざ終わったのですから続編!絶対ありますよね!
お待ちしております。