劇場公開日 2018年2月1日

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「生涯ベスト1かもしれない大傑作」スリー・ビルボード Toninuさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 生涯ベスト1かもしれない大傑作

2025年9月9日
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 映画の面白さのすべてが詰まっているような作品です。次から次へと観客の予想を裏切るストーリーの面白さ。シリアスでありながら、ブラックジョークの塊であるような演出の妙。
 人間の嫌なところを前面に押し出すようなフランシス・マクドーマンド、サム・ロックウェルの演技も最高です。
 ずっと眉間にシワを寄せていたフランシス・マクドーマンドが、ラストに見せる笑顔。これがこの物語のテーマ『赦す』とはなにかを象徴していると思います。アイルランド出身の監督マーティン・マクドナーのアイルランドとイギリスの関係性に対する思いも想像されます。
 できるなら 星10にしたい作品です。

Toninu