「3つの誇大広告で終わらない!」スリー・ビルボード mashさんの映画レビュー(感想・評価)
3つの誇大広告で終わらない!
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フィクションの映画ですが、実際に起きた事件のようにリアリティがあります。
全体を通して、皮肉と悪いジョークが味付けではなくメインディッシュのようになっていて笑えました😂
娘を殺されてしまった母親が主人公ですが、街の関わりがある人々も人物像がしっかり描写されています。
すべての登場人物がとても重要な役割を果たしていて、母親の味方をしてくれる人に平等に感情移入してしまいました…
署長が自宅で亡くなってしまうシーン、病院のオレンジジュースのシーンがなんとも言えない悲しい気持ちになります😢
真犯人や犯人候補をのぞいたとして、本当に悪い人は登場しないので、私はあまり嫌な気持ちになりませんでした。
人は追い詰められたり、怒りでまえが見えなくても
誰かを助けてあげたい・誰かに支えてほしい
という本質的な優しさがあるので、支え合う事の大切さを実感した映画でした。
映画館で鑑賞後、終わり方がスッキリしませんでしたが、2度目を家でみたあとは意外と気になりませんでした!
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