「・・・。」スリー・ビルボード かつさんの映画レビュー(感想・評価)
・・・。
自分の映画を鑑賞する眼、人間としての感性の未熟さを痛感しました。鑑賞後、これみよがしに語れるような感じたこと、考えさせられたことは、正直に言うとなにもなかった・・・。
ウィロビー署長の生き様に心打たれまり、ディクソンの正義感の目覚めに感心したりはしたものの、この映画の本質はこんなものじゃないんだろうと感じます。
どの人も主人公らしくない善の行動と悪の行動を繰り返し、レイプ犯の正体もボードの放火犯の正体も、なにも解決することなく、誰にも感情移入させることなく、ものがたりが終わった。。「なんのために映画を観るのか。」ということを改めて考えさせられました。他の方々の感じたこと、思ったこともいつも以上にじっくり見てみたいと思います。
今はこの感想が紛れもない僕の現在位置。時が経って振り返った時に「オマエ、なんにも分かってねぇなぁ(笑)」と思えるのだろうか。。
コメントする
ヒロさんのコメント
2020年2月24日
かつさんのスリービルボード評、大変興味深く拝見しました。私もほぼ同じ意見です。
この作品は何を伝えたいのかという柱みたいなものが、鈍感な私には分かりませんでした。
きっと太いテーマはあるんだろうけど、鈍感な私には見抜けませんでした。
アカデミー脚本賞受賞作ですから、きっと何か深い柱みたいなものがあるのかも知れませんが…