劇場公開日 2018年2月1日

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「わかりやすくないところが魅力の映画」スリー・ビルボード okaoka0820さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5わかりやすくないところが魅力の映画

2019年6月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

全体の雰囲気とかそれぞれの場面、演技がよい。

怒りは怒りしか生まない、このへんが一番わかりやすいテーマのようで、しかし、そう思って見てると、それだけでもなさそう。テーマを簡単に決めつけないほうがよいのかもしれない。

主人公の心の傷を埋めようとする行動が、まわりの人間を不幸にしていく側面を持っていて、ただ、主人公の救いを描いているわけではない。署長、その家族、広告屋、警官など、がとばっちり。しかし、その後に許すことも描いている。ラストもその両極のあいだをどっちつかずで漂って終わる。。

まあ、そんな、わかりやすくないところが魅力の映画。

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okaoka0820