「何と言ってもラストの清々しさ、、 人をしばきに行くというのにここま...」スリー・ビルボード tempさんの映画レビュー(感想・評価)
何と言ってもラストの清々しさ、、 人をしばきに行くというのにここま...
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何と言ってもラストの清々しさ、、
人をしばきに行くというのにここまで爽やかなのはなかなかない。。
署長の死をきっかけに大きく大きく動き出す人々、
それもこれもたった3枚の広告によって。
牧歌的な音楽と風景がミルドレッドの強さと対比的で互いが強調されてた。
少しずつ、犠牲を払いながら前へ進もうとする2人がラストを締めくくる。それはややもすると難航する捜査への苛立ちのためだけなのかもしれない。だけれどそれは観ている側も一緒で、捜査とはそういうものだ、現実はフツーのハリウッドのように犯人が捕まって終わる、なんてことはない、手がかりがなく終わることだってあるんだ、ということを伝えているようにも思う。
その気持ちが最後のシーンを担保しているのかも。
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