「演技が刺さってきてビリビリする」スリー・ビルボード cleoさんの映画レビュー(感想・評価)
演技が刺さってきてビリビリする
フランシスマクドーマンドのアカデミー賞受賞直後に観に行きました。
重いテーマで全体を通して暗い映像ではあるものの、別の立場の人間の複雑な思いを重すぎないように描いています。最終的にも納得できるわけではありませんがなんとな〜く救いのある終わり方でした。極端な悪役はいません。それぞれの正義を一方的に肯定することなく平等に描いています。
社会性のあるテーマで世間受けを狙っただけで作れる内容ではなく、一歩間違えば低評価になるような映画です。ギリギリの場面が盛りだくさんで、俳優さんの演技にドギマギしました。良作だと思います。
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