「「鹿」の突然の出現が意味するものって何?」スリー・ビルボード 突貫小僧さんの映画レビュー(感想・評価)
「鹿」の突然の出現が意味するものって何?
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愛する娘を凌辱された母親のミルドレッドの異常な怒りと復讐。
フランシス演じるミルドレッドは、愛娘をレイプして殺した人間をどうしたかったのか。
犯人をどうしたかったのかが描かれておらずに、エンドロール。猟銃で殺せば、納得するの?愛娘はかえってくるの?
自分のショップに来たのは犯人ではないのか?なぜ股間を蹴らなかったのか。
彼女は、めったに誰も通らない3枚の看板に警官の日常の「業務怠慢」を掲げ、片田舎に住む市民達を騒がせたいだけ。看板をそこに3枚も要りません。オムツで結構。
もう少し、「娘の死」の捜査が警察に絡んで来れば、よかった。署長さん「がん」で自殺して、遺書にも似た手紙でお涙頂戴のような展開はどうだろうか。市民から慕われていた「署長の自死」により、作品の流れが事件への関心が大きく変わった気もする。
看板のそばにお花を供えたり、突然鹿が現れるのも判らん。どこが釈然としない。が、音楽は、印象的で耳に残った。
ミルドレッドという女性は、やることなすことはスッキリしたけど。
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