「”怒りは怒りを来す”」スリー・ビルボード KΛZUKIさんの映画レビュー(感想・評価)
”怒りは怒りを来す”
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なんかいろいろと考えさせられる映画でした。
ストーリーの核でもある看板とそのメッセージによってみんなの心に問いかけるという方法はとても巧みでみんなの心に訴えるのに一番効果のあるものだと思う。でもそのメッセージの内容やウィロビー署長に対する気持ちによって反対する街の住人、対して娘を殺された母親の心の叫び、この葛藤が心を締め付ける。この映画の予告を観たときなぜか知らないけどウィロビー署長は悪人だと勝手に思い込んでた自分がいて、実際観たときに凄く良い人間で街の住人が庇う気持ちが凄く伝わりました。だから一層娘を殺された母親とウィロビー署長を想い反対する街の住人との争いが観てて心が痛かったです。そして家族を想い自殺をするウィロビー署長、死ぬ前にそれぞれに宛てた手紙、その手紙によって救われたミルドレッドとディクソン。ウィロビー署長が居たからこその物語の結末だったと思います。本当にウィロビー署長様様でした。最後の犯人が違ったのがちょっと残念でしたが。。
個人的に「怒りは怒りを来す」ってセリフが凄く印象深くて、実際に映画の中でもそういうシーンがあったりしてとても心に残りました。
良い映画でした!
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