「不機嫌な人々」スリー・ビルボード ホワイトベアさんの映画レビュー(感想・評価)
不機嫌な人々
娘を殺された主人公が、犯人を検挙できない警察を糾弾する3枚の看板広告を出したことで、彼女と警察の泥仕合が一気に始まります。この争いが本当に際限無くて、仕掛ける方も、仕返しする方も、法律などガン無視なレベル。一見平和なアメリカの田舎町が作品の舞台ですが、こんなことが日常茶飯で起こっているとは到底信じられません。しかし、ストレスを溜め込んだ現代社会では些細な事でも一触即発の事態の引き金になりかねないのは事実。観終わってみれば、あの展開は何だったのかとも思えてしまいますが、案外アメリカ人の本性見たりかも知れません。
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