フォロイングのレビュー・感想・評価
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タイ旅行に出かける前に観ることをおススメ・・・できない。
ババアが憑いて来る!
序盤はまるでタイの観光映画のようだが、煌びやかな建造物より地味で古臭い祠に興味を持ったジュリーが老婆の霊に悩まされることになった。
所詮B級ホラーだろうと高をくくっていたが、かなり真剣度が高い作品であることに気づいた。英国人2人組の男と打ち解けあい、4人で盛り上がりをみせてしまうが、彼らはジムとジュリーを罠にかけたのだ。目的は何?金?と謎めいた展開についていくと、英国人には連れの女性がいたという驚きの事実にぶち当たる。彼らは連れの女性が老婆の霊“ワタベ”に呪われていたのだが、他の人間に呪いを負わせることで自分たちは助かったというストーリー。
怪しげな男リノ(マーク・ブーン・ジュニア)を紹介してもらい、誰か他の人間を代わりに呪わせることでジュリーは助かると聞いたのだが、良心がそれを許せないというジム。もっとまともな呪術師を紹介しろ!と脅迫するに至ったのだ。
終盤はババアvsババアといった構図で、呪術師には大切なものを捧げないといけないのだが、そこで婚約指輪を差し出すジム。いや、ワタベに勝つにはやっぱり指を切らなきゃダメだろうと、最終的には痛い目に遭うジム。英国人にホイホイとついていった代償はデカかった。
ストーリー自体はそんなに奇抜なものではなかった印象ですが、怨霊婆さ...
ストーリー自体はそんなに奇抜なものではなかった印象ですが、怨霊婆さんの登場シーンが予想よりバラエティに富んでいたので個人的には満足でした!
フォロイング
旅行でタイを訪れたジュリーとジムのカップル。
二人は霊を祀った森の中の祠を訪れる。
祠の像を手に取ったジュリーは気を失い、
彼女にだけ見える老婆の霊につきまとわれてしまう……。
老婆の霊につきまとわれるのは、
「ハロウィン」シリーズで知られる、
“絶叫クィーン”ことスカウト・テイラー=コンプトン。
一番驚いたのは、
神出鬼没する怨霊よりも、
怨霊の正体が日本人のワタベさんっていう事。
怨霊の造形は、
サム・ライミ監督の「スペル」に出てくる老婆を思い出します。
クライマックスで出てくる、
呪術師の婆さんのも怨霊に負けないくらいインパクトがあった。
お化け屋敷
アメリカ人カップルが旅行先のタイでイギリス人に嵌められて祠に祀られた日本人の霊に取り憑かれる話。
設定も展開も言動も支離滅裂だし、見えるものも現象も「ワタベ」と関係ないし、怖さもない。
フラッシュ映像と音で驚かすだけで怖さもないし意外性もなくあっさり終わるし、意味は違うけど原題通り雰囲気だけのお化け屋敷という感じ。
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