「音楽が予想以上にすばらしく、演奏の場面では、思わずこちらも体が揺れ...」永遠のジャンゴ rkさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽が予想以上にすばらしく、演奏の場面では、思わずこちらも体が揺れ...
音楽が予想以上にすばらしく、演奏の場面では、思わずこちらも体が揺れ足が動き出し、実際の会場にいて聴いているように錯覚するほど。
ジャンゴを演じたレダ・カティブさんはギター未経験ながら本作出演にあたり特訓したとのこと。演奏シーンでは弦を押さえる左手の指がアップになる場面が何度もあり、監督がおっしゃるところの彼のエアジャンゴっぷりは、完璧でした。
ドイツ将校のパーティーでの演奏を頼まれたとき、「ブルースはダメ」「ベースは弓で弾け」「シンコペーションは5%まで」などと細かな条件をつけられたのには、思わず笑ってしまいました。案の定、細かな条件はお構いなしのジャンゴたちの演奏に、パーティーの客たちは盛り上がりますが… 。
そのあとの教会でのオルガンのシーン、ラストのシーンは胸がギュッとなりました。
もともとジャンゴの音楽は好きでアルバムを数枚聞いていたけれど、恥ずかしながら、ジャンゴの民族的なルーツ、活動当時の時代背景、指のことなどは、この映画で初めて知りました。
映画を観た後で改めてジャンゴの曲聞き直してみると、映像が蘇ってきて、ちょっと違った印象を受けました。
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