「サントラ必須です!」永遠のジャンゴ ちいまめさんの映画レビュー(感想・評価)
サントラ必須です!
サントラがほしくてほしくて。。しょうがなくなる作品でした。
ラストの幻の曲の復元!これだけでもジャンゴファンには垂涎です。
物語としては、ナチスのジプシー狩り時代のジャンゴ・ラインハルトを追ったもので、ジャンゴの栄光と苦悩・葛藤を丁寧に描いていました。
ジャンゴの音楽は知っていましたが、この当時の様子は知らなかったのでとても興味深かったです。
そして何より、お母様最高です!
業突く張りだけどとてもキュート!音楽を愛し、ジャンゴを家族を愛し、笑い踊り泣く。。。この方が素人さんだなんて驚きです。
レダ・カティブさんをジャンゴ足らしめたのはこのロマ族のお母様の力が大きいのではないかと思いました。
音楽家の映画は音楽に気が行きがちになり、成立が難しいことが多いですが、脚本がしっかりしていたので、音楽も物語も楽しめました。
監督さんが初監督でここまでの作品をつくられたというのですから、圧巻です。とても興味深い映画でした。
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