「ハッピー・バレンタイン」52Hzのラヴソング odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
ハッピー・バレンタイン
クリックして本文を読む
奇妙なタイトルに惹かれて鑑賞、52Hzというのはかなりの低音、2014年にドキュメント(The Loneliest Whale: The Search for 52)が作られたが世界で最も孤独な珍種のクジラの鳴き声が52Hzなのだそうです。(1989年にアメリカのウッズホール海洋研究所で初めて聴取されました)
恐らく仲間を探して鳴く悲痛なクジラの叫びをバレンタインデイに恋人のいない若者の嘆きの声と引っ掛けたのでしょう、ポスターにも「それは魔法のハーモニー、孤独は色づき、世界は輝く」とありますね。
バレンタインデーの台北を舞台に、世代も性別も超えた様々な愛のカタチを、全編ラヴソングで綴った珍しい台湾のミュージカル映画でした。
監督自身もインタビューで不安を語っていた、東洋人のミュージカルってそれだけで違和感を持たれてしまいがち・・。幸いにも台湾では受けたようです。
私は違和感組、メロディは洋楽なのに歌詞が中国語だとしっくりきませんでした、ごめんなさい。
コメントする