MOST BEAUTIFUL ISLAND モースト・ビューティフル・アイランドのレビュー・感想・評価
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マンハッタンのアンダーグランド・ツアーを堪能する
ごく小さな作品ではあるが、たった1日の悪夢を描いた映画として簡潔にまとまっている。舞台はニューヨーク、マンハッタン。おしゃれで煌びやかな世界の片隅には、ふとした瞬間、奇妙なアンダーグラウンドへ通じる穴が空くことがある。お金に困った移民女性は高額バイトに釣られ、うっかりその穴へ転落することに。
本作は監督、主演を務めたアナ・アセンシオの実体験が元になっているという。主人公の過去、そして組織の実態など、掘り起こす要素は色々ありそうだが、そこの退屈な説明部分を一切捨てて(もしあれば、凡作以下になっていただろう)「扉の向こうは何だろな?」というごく単純な一点に焦点を絞ったところが評価できる。
ヒロインの焦燥していく感情の起伏がとても巧みに描かれている点も本作の隠れた長所だ。取るに足らない映画かもしれないが、こんな小さな映画を丁寧に撮った監督が次回作でどんな爆発を遂げるのか見てみたい気がする。
シューーーーーーーー、、、、、、ル
🤢🤢🤢🤢🤢🤢🕷
シューーーーーーーール、、、
謎の地下室のパーティ
おさわりや身体を売るとかでないとしたら
そっち系しかないよね、、、、🕷🕷🕷
序盤Gが映った時点でなんとなくそっち系かなあと思ってたらほんとにそうだった、、、
実話なんだよね、、、
こんなのほんとにあるんだなあ、、、
不快感とドキドキ感のある映画
ゴキブリとクモが苦手な方は、観るのはやめましょう!(笑)
*映画としては小粒ですが、ホラーとか好きな方にはアピールのある映画かと思います。
大幅カットでもされたのかしら?
自分の子どもを死なせちゃったのよね?それでニューヨークに来て帰りたくないと言うのは分かったけど、あんまりストーリーに関係なくない?全体的に下手じゃないからそのエピソードが浮いてるのが気になっちゃってしょうがなかった。あとクモってちょっと弱くない?
NYで暮らす移民のシビアな現実
これは何という閉塞感!陰鬱な気分になる。
NYで極貧生活を送るルシアナはどうやら不法移民のようで、ベビーシッターやスポットのバイトをしながら文字通りの日銭を稼いでいた。身分証も無ければ、医者にかかるお金も無い。
そんな時、バイト仲間から初回は2000ドル、2回目からは4000ドルもらえるという高額のバイトを紹介される。パーティーに参加するだけということで、ドレスコードは黒いミニのドレスに黒のハイヒール。
ここから一気にクライマックスへ。会場に集められた女たちはセレブが集う別室に1人ずつ案内される。そこで何が行われているのか、知りたくもあり、知るのが怖くもあり、ドキドキしながら観た。
そして余りにもインモラルな光景が…
知りたい方はぜひ劇場まで。
監査、脚本、主演のアナ・アセンシオが自身の経験をもとに作ったとのこと。何ともシリアスな作品だ。
チキンスーツ
NYで暮らす移民の女性が日銭を稼ぐ為に怪しい仕事をする話。
仕事を選り好みするし、真剣に仕事をしないし、取り繕って嘘ばかり、挙げ句に詐欺師紛いで必死に生きている感じがしないヒステリック自己中女が、調子にのって危険な目にあいましたというヤツね。
どんな恐怖が待ち受けているのかとハラハラドキドキすると共に期待値が高まる溜めはなかなか良いけれど、いざその時になったら大したことないし、もう一人の崩れっぷりは何でここで?と安っぽく感じたし。
ある意味このぐらいがリアルなのかも知れないけれど物足りない。
喉元過ぎれば…だろうな。
NYに食べられちゃった
常にルシアナについて回るカメラワークがそのまま自分の視線と重なり、一人の女性を覗き見している気分になって居心地悪く感じつつ、溢れる興味が止められなかった。
前半は不法移民であるルシアナのストレスの多い日常を映し、後半は怪しすぎるパーティーの恐怖が描かれる。
彼女の生活感をたっぷり感じさせてからアンダーグラウンドに落ちる様子を唐突に見せてくる構成はなかなか精神的に来るものがあった。
毒グモを素肌に這わせた2分と数秒間、あまりの緊張感で永遠のように感じた。
絵面は地味だけど背筋の凍る怖さ。
スリラーとしてショッキングなシーンを入れるならルシアナかオルガのどちらかが噛まれる展開も有りかなと思ったけど、そうならなくて心底安心した。
骨まで溶けるクモの毒というのは純粋に興味があるけど。
しかしパーティーの内容よりお風呂場でのゴキブリドバドバの方が衝撃だったかも。
ゴキブリが本当に苦手なのであのアップの連続はかなりキツかった。クモのアップは全然構わないのだけど。
虫に慣れてるルシアナを表す重要なシーンだった。
ただ、虫への嫌悪が少なくともそこに死の恐怖がはいるとどんな感覚になったんだろう。
そして常連のオルガは本当に怖がっていたのか。
あの時の二人の気持ちはなかなか計り知れないものだった。
潔い最後が好き。
その後のことを考えると頭が痛くなってくるが。
ルシアナは今後またあの場に行ってしまうんじゃないかという予感が離れない。
慣れていた女の子は帰ってこなかった。
どうか今回の報酬で一度色々なものを清算して、公的な移民として生活していければ良いけど…。
リアリティ満載のタッチに少し疑問は感じた。
文化が違うからか、あれがニューヨークの現実なのかどうかよくわからなかった。どうしても身近には思えない。
ダークな世界に焦点を当てて問題提起するというより、付かず離れずの距離で否定も肯定もしていない姿勢なのかなと私は思った。
所詮は他人の人生、救いも堕ちも己で決めればいいと。
鑑賞後、無性にイチゴ味のアイスが食べたくなり、コンビニに寄って寒い夜に凍えつつ食べながら帰った。
そういえばあのバッグの中身は回や人ごとに違うのかな。ほかにどんなものがあるのか知りたい。
剥がしてはいけない
"パーティー"の禍々しい雰囲気と、鉄のドアの向こうでは何が、、、??というところはすごく良かった。ただその中のゲームは今ひとつ拍子抜けというか、ホラー度が足りなかった。自分にとっては。
この映画で勉強になったことがひとつある。風呂場の壁にテープが貼ってあったら、絶対に剥がしてはいけない。ということだ。
地下室
作品は監督の経験をもとに着想した様ですが、毒グモはレイプや暴力の象徴なのでは?と思いました(もしかしたら本当に毒グモを使ってあんな下劣な事をしているのかもしれませんが)。地下室という裏社会で、性奴隷や人身売買によってナンバリングされた女性が売られて死んでいく事を暗喩しているのではないでしょうか。
女性の性についての扱いがとても気になった
悪趣味のお金持ちの割合って、統計の取りようが無いからよく分からないけど、間違いなく一定数いるのですね、きっと。
欧米だと、例えばイルミナティの儀式などが俗っぽく意味合いを変えて、貴族や富裕層の特権として発展した密やかな集まりとなることがありそうだし、何でも賭けの対象にしてしまうイギリス人の気質なども考えると複合的にそういう場ができてしまうこともいかにもありそうな気がします。
経団連の重鎮やIT企業の若手社長、医者や弁護士などの富裕な個人事業主がアイズワイドシャットで描かれたような秘密の仮装パーティーなどに顔を出す(顔を出さない為の仮面なので矛盾した表現になりますが)なんて殆ど想像出来ない日本ではリアリティがないし、この映画で描かれているようなリスクを負わなければいけない社会保障番号が取れないような女性たちも日本では殆どいないのではないか、と思っているのですが、実際のところどうなのだろう?
この種の映画で怖いのは、あの場を仕切っているのが女性なので、女性自体が女性の性的な虐待(全裸になる必要は無いのにそう演出されている)を場合によっては女性の武器として使っていることの帰結なので仕方ない、或いは許容される、と受け止めてしまう人がいることだと思います。
芸術的観点でヌードが美しいことと、ある種の性暴力に繋がりかねない状況が許されてしまうことは全く別物であることについてもっと敏感になる必要があると思っているので、そのあたりが少し心配です。
あと、あの中華系の社会の描き方ですが、たぶん輸入が禁止されているはずの猛毒の蜘蛛は、アメリカにおいても、中国系の密輸組織が象牙などと同じように扱っている、ということなのでしょうか。
後からフニオチ!
見終わって、アレ?こんなもんなの?って思ったのだけど、帰りの電車でハッと気づいて全て腑に落ちた!!
なるほど〜!
怖くないんだね。アレが。
だからお風呂に呑気に入ってられたんだね。
オルガもフリなのかな?
あの人、たくましく生きてくね!
モーストビューティフルアイランドでさ!
覚醒した?
自ら2匹目の毒グモに身を晒すルシアナ。
そのとき彼女は覚醒したのか?
あの涙で彼女は生きるための術を悟ったのか?
きっと彼女はまた地下パーティーに出かけていく。アイスを食べる彼女はある決意が感じられる。
唾を飲むほどの
展開を読もうと思えばできるかもしれないが、あの唾を飲むほどのハラハラした感じ、瞬きもする暇がないくらい食い入る感じ、またらないですねー!
不安とか恐怖とかがビシビシと感じられる作品でした。
扉の向こうの2分間があんなにも長く 堪え難い
しかし快感にも感じるほどに圧倒的でスリル。
でもそんな壮絶すらただの出来事になる。
アイスを食べる画があんなにも強く見える事はもうないだろう。圧巻でした。
また見に行きます。
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