「80’sバディもののお約束を丁寧になぞった誠実でド派手で爆笑なアクションコメディ」ヒットマンズ・ボディガード よねさんの映画レビュー(感想・評価)
80’sバディもののお約束を丁寧になぞった誠実でド派手で爆笑なアクションコメディ
ベラルーシの独裁者デュコヴィッチは人権侵害の疑いで国連裁判所の審判を受けていた。デュコヴィッチの有罪を立証出来る証人は彼から仕事を請け負っていたヒットマンのダリウスだけ。ダリウスは拘留されている妻ソニアの解放と引換に証言することをインターポールに約束するが護送中に襲撃される。ダリウスと彼を警護していたアメリアは難を逃れるが内通者がいると警戒して元CIAのA級ボディガードで元恋人のブライスに接触、ダリウスの警護を依頼する。ダリウスに何度も仕事を妨害されたことのあるブライスは猛然と拒否するもかつての汚名返上を条件に渋々警護を引き受けるが・・・からのアクションコメディ。
80'sバディアクションのお約束をこれでもかと丁寧になぞった誠実な作品。ライアン・レイノルズとサミュエル・L・ジャクソンによるボケツッコミの応酬が絶妙で、アムステルダムとハーグでロケ撮影されたド派手なカーチェイスでお腹いっぱい。サントラの選曲も見事で特にライオネル・リッチーとフォリナーの使い方にはお腹が捻れました。エンドクレジット終盤にオマケがありますのでお見逃しなく。
コメントする