「尺不足」ダークタワー オレさんの映画レビュー(感想・評価)
尺不足
ガンスリンガーと黒衣の男との戦いを描いたスティーブンキング原作のダークファンタジー。
原作未読であるものの全7部作の超長編に対してのこの尺の短さはいったいどうするつもりなんだろうと気になった点と予告編にしてマシューがとてもマコノヒー然としていて、これは観なあかんと完全にマシューのマコノヒー目当てで鑑賞笑。
きっともっと設定とか世界観とか細かいんであろう話を上辺だけ沿って行ってコンパクトにまとめたダイジェスト版みたいな感じだった。
妄想や悪夢の類だと思われていた少年の脳内の話が実際現実世界で起こるみたいな展開はベタで結構好きだったけど細部の説明があまりなくて世界観に入りきれなかった感はある。
ただやはりお目当のマシューマコノヒーはとても怪しげな色気たっぷりで最高だった笑。
魔術を使える敵の黒幕的存在で手から炎を出したり、銃弾をマトリックスも真っ青の体捌きでいなしたりと厨二全開の活躍で主役のローランドを圧倒する。
ローランドも負けじと我は気で撃つ(うろ覚え)的な決め台詞とともに2丁の拳銃を操ったガンアクションで50人ぐらいを相手する終盤のシーンはなかなかの見もの。
ラストまで駆け足な感じはあるもののローランドvsウォルター戦はなかなか熱かった。
あとは原作がスティーブンキングの集大成的な扱いらしくて森の中にペニーワイズという名の施設があったり、少年の特殊能力の名が輝き(シャイニング)だったりと映画好きにしたらニヤっとするネタがちょいちょいあった。
まあそんなにキング原作小説知らないからこの程度だけど詳しい人が観たらもっと面白いかも?
コメントする