「ニューヨークに住む少年ジェイクは毎晩悪夢にうなされる。巨大な塔、黒...」ダークタワー よねさんの映画レビュー(感想・評価)
ニューヨークに住む少年ジェイクは毎晩悪夢にうなされる。巨大な塔、黒...
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ニューヨークに住む少年ジェイクは毎晩悪夢にうなされる。巨大な塔、黒服の男、彼と戦うガンスリンガー、夢に出てきたものをスケッチすることに夢中なジェイクを心配した母は彼をカウンセラーに預けようとするが、ジェイクは彼らが夢で見た黒服の男の仲間だと直感し逃亡する。ジェイクはネットで仕入れた情報で知った廃屋に忍び込むとそこには奇妙な装置があり、夢で見た暗証番号を入力すると装置が作動、異次元の扉が開いて・・・からのファンタジーアクション。
キング原作の『ダークタワー』の序章部分の映画化。異次元世界の描写がチープで奥行きがなくキャラクターも皆薄っぺらとレイティングを気にし過ぎたのかあまりにも薄味。それでも幼い頃に父を亡くし、再婚した母を愛しつつも新しい父と打ち解けられない孤独な少年が世界を揺るがす強靭な能力を持っているという話は暗闇の中に浮かび上がるスクリーンには合うと思います。世間的には駄作でしょうが、”最後のガンスリンガー”、ローランドを演じるイドリス・エルバが醸すハードボイルドな雰囲気も印象的で私は好きです。
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