「言葉の重み、進化」博士と狂人 KZKさんの映画レビュー(感想・評価)
言葉の重み、進化
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英単語に詳しく単語が持つ複数の意味合いなどの知識があればこの作品への理解が深まるように思える。
残念ながら英語に詳しく豊富な知識があるわけではない為所々理解ができないシーンや台詞はあったが、マレーとマイナーの各々の人生にフォーカスを当てながら作品を観るスタンスでも非常に楽しめる。
日本語は世界的にも最難関の語学だなんてよく言われるがこういう作品を見ていると英語も中々複雑で非常に難しさを感じる。当初は作中でも5年以内にはとマレーは発言してたが、完成させるまで次代の者に引継ぎ含め70年。この数字だけでも言葉の重み、歴史の深さを感じさせられる。
マレーのパートは比較的見易いのだがマイナーのパートは中々複雑。戦争で心のバランスを失い人を殺めてしまう。その被害者家族を自身の生涯を捧げることを誓いサポートすることで被害者の妻と互いに恋に落ちてしまう。マイナーだけで一つの作品を作れるのではないかと興味を惹かれる人物背景である。
マレーとマイナーという2人の偉大な人物を一つの作品で描かれている為とても展開も早く見応えのある作品と個人的には感じた。
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