「キングスレイヤーが!」ブラッド・スローン ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
キングスレイヤーが!
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期待してなかったがかなり良作。主役のニコライ・コスター・ワルドーの投獄前後のギャップが凄い。髭が渋い。身の危険を感じ、自分を守るために囚人ギャングの仲間入りを果たすが、次第に命じられるがまま、囚人同士の抗争に加わり、同時に刑期も増えていき、家族からも離れていく。出所後は塀の中に居ながらも絶大な権力を握るボスから、家族の命を握られ、家族を守るため、家族と暮らすことを捨て、犯罪を取り仕切る。ラスト、ボスを殺すため、再び監獄に舞い戻り、自分がボスとなる。終身刑となり、自分の人生を捨ててでも、家族を守る、その切なさ、無骨さが格好良い。飲食運転での事故からの転落人生、怖い。
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