メッセンジャーのレビュー・感想・評価
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聴力検査の果にオールトの雲がある。発想が貧困なり。
宇宙人に合う機会はいくらでもある。すごく簡単だ。家に引きこもらずに、社会に出れば、宇宙人とすぐにあえる。
但し、それ以外の宇宙人とは出会える事は絶対に無い。会話すら出来ない。いったいなんの根拠があって、そんな事言うのだろうか?同じ人種の同じ様な民族に対しても宇宙人と見る人類が、海千山千の生物を生命体。それも知的生命体って見る事は出来ない。従って、宇宙人なんていない。とまぁこうなる。
中華系黄禍論にこだわっているようでは、人類のファースト・コンタクトの価値もないんじゃないか!?
西洋的な探検とは『自慰行為』と同等と解釈すべし。
拾ってきた物資の中に一酸化炭素ってフェルナンドが曰わっていたが、一酸化炭素の致死量は認知しているのだろうか?
そもそも、3つをぶち巻いてどれがどれだか分からないが、それで良いのか?こんな奴が宇宙人から見て、ファースト・コンタクトと見られるのが恥ずかしい。
まぁ、見方によっては、低予算な『2001年宇宙の旅』でコメディにしていると想う。
謎が謎を呼ぶだけ・・
宇宙からの人工的と思われる謎の3信号を受信、可聴音に変換すると長三和音に聴こえると言う。宇宙人からのメッセージが音楽とは「未知との遭遇」以来ですね・・。
発信元は土星の衛星タイタン、海王星の衛星トリトン、準惑星エリスであった。往復10年の調査の命令がロジャー・ネルソン大尉に出された。(実際には行くだけで10年以上かかるでしょ)
着いてみると発信元はビリヤードの球位の謎の球体、そんな小さな物からの電波が地球に届くとは摩訶不思議。球に素手で触れると何やら映像幻覚が起きるが謎のまま。いっそ宇宙人のスマホとした方が面白い。
3つの球体を合わせると膨大な量の信号が発生、説明によると球体は宇宙空間に漂う信号を量子のもつれを利用して同時中継しているらしい、さらに謎の発信源が太陽系最遠外殻の天体群オルートの雲かららしいと判明。
ロジャーは地球帰還の命令に背いて新たな目標オルートの雲へ航海を続けるのだった、飛び去ってゆくマゼラン号の小さな遠景・・・・
これで終わり?と唖然としたらノーベル文学賞を取った英国の詩人T・S・エリオットの「探求をやめてはならない・・」の名言のテロップが出て権威も言っているのだから納得してねと言わんばかりにTHE END。
結局謎は謎のまま、新たな発見は尊い探検家の犠牲によって成り立つというのがテーマなのかしら、原題のMagellanは大航海時代のマゼランに掛けたのでしょう・・。
ロブ・ヨークさんは製作・脚本・監督と大変な思い入れですが、探検家や宇宙飛行士に憧れていたのでしょうかね。
伝えるべきじゃないと思うなら、話さないでくれよ
映画「メッセンジャー」(ロブ・ヨーク監督)から。
「アメリカ・オーストラリア合作」とあって、
そのスケールとストーリーに期待し過ぎたのか、
その落胆ぶりは、文字にし難いくらいのものがあった。
監督は、この作品を通じて、何を伝えたかったのか、
宇宙空間に10年間たったひとり、という設定が理解できず、
ほとんど、アクシデント・トラブルもなく、画面に向かって、
地球と宇宙船内という設定で会話するというシーンの連続。
宇宙・地球外生命を題材にしたにも関わらず、
これほど緊張感もなく、また興奮もしない作品も珍しい。
それでも一言、取り上げるとしたら、
可笑しかったのは、NASAからのメッセージ。
大事なミッションの前に「奥さんが・・」と思わせぶりをして、
いや、これは言うべきではなかったと、反省するシーン。
本当に、このプロジェクトの責任者?と疑いたくなったのは、
作品を鑑賞している私だけではなかった。
宇宙船にたったひとり、その上、大事なミッションの前に、
不安にさせる一言を伝えられ、ついに爆発したようだ。
「伝えるべきじゃないと思うなら、話さないでくれよ」
その一言で、この作品のレベルが分かった気がした。
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