サンズ・オブ・ザ・デッドのレビュー・感想・評価
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途中までとても良かった
途中までとても面白かった。
終末の世界だけど、どこか抜けててクスッと笑えて、
自分好みだったけど、
90分辺りから別の映画になってしまって残念だった。
生理が故にゾンビに付きまとわれる、なんて最高の設定
リアリティーあるし、
そこから鬱陶しいはずのゾンビが話し相手になって、
名前なんて付けて、
思いがけず助けられたり荷物運びをさせたり、
面白くて、ラストこのゾンビはどうすんの?
とワクワクしてたけど、
90から雲行きが悪くなり始め、
なんでゾンビ連れてたの?
なんのために歩いたの?
と今までの事を全否定するかのような展開になって、
ラストはどこにでもあるゾンビ映画に成り下がって
しまった。
ガッカリだけど、映像はカッコ良かったから
監督には期待したい。
風変わりなランデヴーゾンビ映画
ニックとガールフレンドのモリーがドライブ中に砂地でスタックしてしまった。そこへ一人の人間がフラフラとやって来たのだが、それがゾンビだった。携帯を拾うために外に出た途端、ニックはゾンビの餌食になってしまう。
モリーは一定の距離を保ちながらゾンビの追跡から逃れるように歩く。飛行場までは56キロ。そこにはニックの友人ジミーが待っているのだ。途中、砂嵐にも遭い、2人の男に助けてもらうが、彼らは脱獄囚だった。レイプされるという災難にはゾンビが助けてくれた形となった。そしてまたゾンビとの珍道中。やがて“スモール・ディック”と名前をつけ、まるでペットのように次第に愛着を感じ始めたモリー。飛行場が目の前だという時に、軍隊の小隊に遭遇。彼らは感染者を探しているようだったが、モリーはゾンビを庇い続ける。寸でのところでスモールに指を噛まれ、石で叩き指を切断するモリー・・・痛そう。
最初はチャラい女に見えたモリーだったけど、徐々に愛もあるし、たくましくもなってきて、いい女に見えてくる。最後には姉に預けてあった実の息子チェイスを心配して助けに行くところまでを描く。風変わりなランデヴーゾンビ映画。
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