心のカルテのレビュー・感想・評価
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拒食症とは
拒食症のグループケアホームに入所して同じ症状の子達と暮らすんだけど、離婚した母親は親友とレズビアンカップルとして暮らし、今は再婚相手の義母とその娘と暮らしていたけど世間体も無視してまともに心配してくれるのは娘(妹)だけ。
結局明確な拒食症の理由は描かれてなかったけど、そういうものなのかもしれないな。自分にもわからないけど、積み重なった我慢やストレスが声となって自分を追い詰める。
運良く妊娠(行きずりの男とだからいいのかどうか…)したホームメイトも産みたいと言いつつ、下剤を飲んでたし逃れられない地獄と付き合い続けるんだろうな。
最後は実母にライスミルクの授乳されたり、馬鹿げてると思える行動も必要な行為だったりするのね。大事にしている、されている、という実感は誰にでも必要な感情。
ラストは岩場で水分も取らず寝て自殺しようと思ったけど、骨と皮だけで死んだ自分をほどほどに(いや、それでもスレンダーだけどよ)なってほどよくメイクもしてる自分が見下ろすって夢を見て「あれ?生きてるじゃん。」ってなって「そか、簡単には死ねないのか」と思ったのか「神のご加護」と思ったのかはわからないが、最後はホームに戻って拒食症が治りそうな予感をさせる感じで終わってよかった。
継母はパパのどこが好きなわけ⁉️
前向きになるという大きな進歩を描いている
それがこの作品が拒食症のカルテじゃないところだ
イーライの実のパパとママ、貴様らは私が断罪する
自分にゾッコンの継母に全てを投げ出して逃げ回るパパ、娘の衰弱を「受け入れる」と言ってのけるママ、アンタたち人の血が流れてないよ。
最後に満月を見て終わるって事ですね。でも、満月はその後痩せていく。...
最後に満月を見て終わるって事ですね。でも、満月はその後痩せていく。
まぁ、これからも色々とあると言うことだと思う。
しかし、6ヶ月もセラピー受けたら幾ら医療費がかかるのだろうか?
因みに僕は胃の全摘手術を行って、体重は54キログラム。ウエスト72cmです。
痩せているのがつらい。余り食べられない。つらい。
痩せるために胃を摘出する人がいると聞くが、医者と良く相談してほしい。
心が痩せないようにね。
知らない世界
今作、僕が何よりも印象に残ったのは拒食症の世界。食べりゃいーだけ、なんて軽々しく思ってしまう節があったがこの映画でその深刻さを垣間見た。でも拒食症だけではない様々なことや現実に向き合う勇気、時には回帰が人間を強くするのかなーなんて。でも難しい話よね。
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