「ラングレン作品としてはかなり良い!」ドルフ・ラングレン ゾンビ・ハンター れーぶんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ラングレン作品としてはかなり良い!

2018年7月23日
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コワモテで体格のいいラングレン氏が好きで、彼が出てるってだけで見てきた映画がかなりある。
それらはなんというか…正直に言って、忍耐力の限界に挑む過酷な一時間半なんてこともザラで、それでもラングレンがかっこいいからいいとか、この横顔が渋いとか…そんなささやかな楽しみを糧に、早送りの誘惑に耐えたり負けたりする日々であった…。(ロッキーのような良作やユニソルみたいに普通に見られるものもちゃんとあるけどさ)

そういった中でこの作品は、はっきり言って、普通に面白かった! いやほんと、普通に面白いからびっくりした! すごく面白いとか良いとかじゃないけど、えっなにこれ普通に楽しめる映画になってるよ!? って…w

邦題がデタラメなのはいつものことなのでさておき、敵は大量のゾンビではなく、一体の悪霊。
しかしこいつは、取り憑いてる人を殺すと、殺した人に乗り移るため、退治ができない。
だから捕まえて封印するしかない。
そのせいで、殺した相手へとどんどん移動するから、映画として見ている私は、ハンター・ラングレンがそれに振り回されるのを、どことなくコメディのように笑いながら楽しむこともできた。ハンターのボヤキに、まったくだなと頷いたりしながらね。

そんなわけでノリはけっこう軽くて明るめなんだけど、残酷描写はやや強め。とはいえ、ゾンビとついている映画を見ようという人なら、SAN値の心配をする必要はないだろう。

れーぶん