劇場公開日 2017年9月30日

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「【”恋はハプニング”今作は、港町ポルトで出会った男女の突然の恋の一夜と、別れをノスタルジックでアーティスティックに描いた恋物語である。】」ポルト NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 【”恋はハプニング”今作は、港町ポルトで出会った男女の突然の恋の一夜と、別れをノスタルジックでアーティスティックに描いた恋物語である。】

2025年12月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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■港町・ポルトのカフェで出会った孤独なアメリカ人ジェイク(アントン・イェルチン)とフランス人留学生のマティ(リュシー・リュカ)。
 2人は引っ越しの整理もしていないマティの部屋で情熱的な契りを交わすが、マティには大学教授の恋人ジョアン(パウロ・カラトレ)がおり、ジェイクは絶望するが、一夜が忘れられず、彼女をストーカーのように追う。
 数年後、孤独な人生を歩んでいたジェイクとジョアンと結婚し、娘のマドレーヌを授かりながらも彼との愛が冷え切ったマティは、あの奇跡のような一夜を思い出すのである。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・今作は章立てで進む。
 1.ジェイクとマティの出会いと、一夜を描いた「ジェイク」
 2.二人の間に距離が出来、ジェイクがマティを執拗に追いつつ、数年が経ち、二人が満たされない日々を送る姿を描いた「マティ」
 3.ジェイクとマティの出会いと、情熱的な一夜を、より詳しく描いた「マティとジェイク」
  時系列で言えば、1→3(詳細)→2になるのだが、この構成があーティスティックであり、恋とはタイミングであるとこを暗喩した構成になっているのである。

・恋愛と結婚は違うのは、明白であるが、それが描かれるのが「マティ」である。彼女は恋愛していたジョアンと結婚し、娘が出来ているが二人の仲は冷え切っている。

・そして、ジェイクとマティは且つて激しく愛しあった一夜を思い出すのである。
 二人で事が終わった後にお互いに優しく見つめ合った夜を・・。

<今作は、港町ポルトで出会った男女の突然の恋の一夜と、別れをノスタルジックでアーティスティックに描いた恋物語なのである。>

ー アントン・イェルチンに捧ぐ と流れるラストテロップが遣る瀬無い作品でもある。ー

NOBU
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