「最後にしっくりきた」四月の永い夢 オレンジさんの映画レビュー(感想・評価)
最後にしっくりきた
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ゆっくりと流れていくストーリーですが、最後にやっと「なるほどな」と合点がいきました。
主人公は、恋人が亡くなって3年経つが前に進めない。何処かに行ってしまうような不安定な女性。
普通、教師まで辞めるか?辞めて蕎麦屋でバイトするか?
何故、そこまで恋人の死を背負って生きているのか?と思いながら観ていました。やっと最後に恋人の死亡時期と理由(自死?)の説明があり、だから自分を責めるように生きていたのか?と合点がいきました。
映画HPの人物紹介にあった「小さな秘密」。それが彼女を苦しめていたのですね。
別れた後の出来事まで背負ってくれる女性がどこまでいるのか分かりませんが、そういう女性がいて欲しいとも思えた作品でした。
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